数年前までは子供の頃のことが全く思い出せなかったんですが、3年ほど前からできるだけ毎日瞑想のようなものと、自分のことをできるだけ客観視するようにしていたところ、少しずつ思い出せるようになってきました。
「あー、そういえばこんなことを考えていたな」とふと思い出す瞬間がたまにあります。
今でも子供の頃からの習慣か、同じような考え方をしていてハッと気づくことも多いのですが、子供の頃は「これこれこうしてこうやったら先生に褒められるかなぁ」みたいなことを度々考えていたように思います。
「先生」と入れたところには、その場で権威を持つというか主導権を握っているなど、自分より強いと思っている存在に変更できると思われます。
クラスの中で先生に褒められて、他の人達の羨望のまなざしを受けながら、それを得意に感じながらも、こんなこと何でもないとうそぶいている姿。
そんな状況を思い浮かべながら、気分が高揚していたのを憶えています。
その一瞬後には現実を見て、「はぁーーー」と思っていたような気もします。ちょっとここは定かではないですが。
今でも同じようなことをして気分が良くなっている時があります。褒められることの内容は馬鹿馬鹿しくてここには恥ずかしくて書けないことだったり、子供の頃と変わらず、自分が関わっているグループの中での権威者に認められる瞬間などです。
権威者に認められる瞬間がなかなか来なくて、「頑張っても頑張っても無理なんじゃないか…」と、それまで続けていたことを放り出してしまったことも多々あります。
我ながら余計な思考回路に余計な、そして膨大なエネルギーを使っているなぁともったいなく思います。
できるだけそんな昔からの余計な習慣に陥る瞬間が少なくなるように、自分の作り話に入り込みすぎず、自分を客観的に見られる時間を増やしていけるようにしていきます。